小学6年生になったら、ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)ワクチンを打ちましょう!
子宮頸がんの原因はウイルス

B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスで肝臓がんが生じるように、
ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染で、子宮頸がんが生じることがわかっています。
子宮頸がんは20代~40代で発症し、幼い子どもを残して亡くなる人が多いことから「マザーキラー」の異名が付けられ、
年間約11000人が発症し、約3000人が命を落としています。
HPVワクチンの効果
HPVワクチンは、子宮頸がんの約70%の原因であるHPV16型、18型の感染をほぼ100%予防し、前がん病変の発生もほぼ100%予防します。
スウェーデンの報告では、17歳未満のワクチン接種で子宮頸がんリスクが88%減少しました。
英国では、12-13歳へのワクチン接種で87%減少しました。
大切なご自身の体、お子様の体を守るために、早い時期での接種をおすすめします!
HPVワクチンの接種対象年齢、費用、スケジュール
国の通知により、平成25年6月から積極的な勧奨の差し控えをしていましたが、令和4年4月から順次、個別勧奨が再開となりました。
費用:無料
使用ワクチン:ガーダシル、サーバリックス
https://kkclinic-ichihara.com/vaccination.html
接種スケジュール:
ガーダシルの場合、HPVワクチンの接種回数は3回です。
2回目の接種は1回目から約2ヶ月(8週間)後です。
3回目の接種は1回目から約6ヶ月後(2回目から4か月後)です。
■対象年齢
【定期接種】小学6年〜高校1年生の女子(令和4年度の対象は、平成18年4月2日から平成23年4月1日生まれの女性)
【キャッチアップ接種】平成9年(1997年)4月2日〜平成18年(2006年)4月1日生まれの女性
※キャッチアップ接種は、令和4年4月から令和7年3月までの3年間限定措置です。
※特に平成12年から平成17年生まれ(令和4年現在19~24歳)の方はほぼ全員が打てておりません。ぜひ機会を逃さずに接種することをおすすめします。
Q&A
・HPVワクチン接種に年齢の上限はありますか?
26歳以下の方:米国では26歳以下の女性に対しHPVワクチン接種を強く推奨しています。定期接種・キャッチアップ接種に該当しない場合は、自費での接種になりますが、接種を強くお勧めします。
27歳-45歳の方:次に該当する方に対して接種をおすすめします。①過去にHPVに曝露した可能性が低い方(例:性交渉の経験がない、または性交渉パートナーの数が少ない)②将来HPVに曝露するリスクがある方(例:新しい性交渉のパートナー)③HPV関連病変の外科的切除または焼灼時に発生する蒸気に繰り返し暴露される医療従事者(例:婦人科・皮膚科・手術室のスタッフ)
・男性は接種する意味がありますか?接種可能ですか?
HPVは子宮頸がん以外に肛門がん、中咽頭がん、陰茎がんや尖圭コンジローマの原因となりますので、諸外国では男性に対しても接種が強く推奨されています。女性同様26歳以下、初めての性交渉前のワクチン接種が最も有効です。2022年5月現在、日本では男性は年齢に関わらず自費接種です。
・保護者の同伴は必要ですか?
16歳以上は保護者同伴が望ましいものの、本人のサインのみでも接種可能です(市原市の場合)。
院長津田の取材記事がありますので、よろしければこちらもご参照下さい。
https://www.buzzfeed.com/jp/satoruishido/hpv
厚生労働省のHPVワクチンについての情報提供サイトです。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html