• 0436-37-1983
  • 〒290-0035 千葉県市原市松ヶ島2-1-14

メディカルダイエット

当院のメディカルダイエットについて

当院のメディカルダイエットでは、

  1. 1)GLP-1受容体作動薬のオゼンピック(自己注射)
  2. 2)GIP/GLP-1受容体作動薬のマンジャロ(自己注射)

の2種類をご用意しています。
メディカルダイエットはBMI30以上の方、BMI27以上で肥満由来の合併症があり、生活習慣の改善では目標体重への減量が達成出来なかった方などに特に有効です。BMI20未満の方には当院では処方できません。

オゼンピックについて

GLP-1とは?

GLP-1とも元々私達の体にあるホルモンで、食事摂取が刺激となって小腸や大腸から分泌されます。 GLP-1は①インスリンという血糖値を下げるホルモンの分泌を促し②グルカゴンという血糖値を上昇させるホルモンを抑え③胃や消化管の動きを遅くしゆっくりと消化させ④脳に働きかけ食欲を抑えます。

治療が受けられないケースは?

  • 20歳未満の方
  • BMI20未満の方
  • 妊娠やその可能性がある方、授乳中の方
  • 他の抗糖尿病薬の投与を受けている方
  • 重度の胃腸障害の方
  • 膵炎、腸閉塞などの既往がある方
  • 激しい運動やアルコール過飲、栄養不良など低血糖をおこす恐れがある場合
  • その他、重病治療中など、医師が不適切と判断した場合

副作用は?

嘔気、食欲不振、便秘、下痢、倦怠感、自己注射による内出血、痛みなど。
これらは徐々に治まることが多いですが、副作用が強い場合はご相談ください。
重大な副作用として低血糖、膵炎、腸閉塞などがあります。

オゼンピックの投与方法

2022年6月オゼンピックのデバイスに変更がありました。
今までは1回使い切りのデバイスでしたが、1回あたりの注入量を設定し、複数回の注射ができるようになります。
1本の注入器には2mgの薬液が入っており、1回量はダイアルを操作し、0.25mg, 0.5mg, 1.0mgから選択します。
また、以前は注入器自体に針がすでについていましたが、新しいデバイスではご自身で針の着脱を行っていただく必要があります。しかし従来の針よりも細い針となるため、注射する際の痛みはかなり軽減することが期待できます。
オゼンピックの投与方法は下記の4分程度のノボ・ノルディスク社の動画もご覧ください(解説音が出ますのでご注意ください)。

オゼンピックの投与スケジュール

  1. 0.25mgで週1回 4週間投与で開始します。
  2. その後0.5mgで週1回 4週間投与します。
  3. 0.5mgで効果が不十分の場合は1mgの週1回投与に変更します。

オゼンピックの価格

初回のみ【ダイエット応援特別価格】
オゼンピック2mg 1本 22,000円
2回目以降
オゼンピック2mg 1本 30,000円

いずれも針・消毒綿を含みます。

マンジャロ

GIP/GLP-1とは?

GIP・GLP-1とも元々私達の体にあるホルモンで、食事摂取が刺激となって小腸や大腸から分泌されます。
GLP-1は①インスリンという血糖値を下げるホルモンの分泌を促し②グルカゴンという血糖値を上昇させるホルモンを抑え③胃や消化管の動きを遅くしゆっくりと消化させ④脳に働きかけ食欲を抑えます。
GIPは①インスリンという血糖値を下げるホルモンの分泌を促し②グルカゴンの分泌を促進させます。グルカゴンは肝臓や脂肪細胞で脂肪分解や熱産生を促してエネルギー消費を上げる(体重を減少させる)方向に働き、食欲抑制作用も有しています。

GIP/GLP-1受容体作動薬とは?

GIP/GLP-1受容体作動薬は体の外からGIP/GLP-1を補うことで、食欲を抑え、食べ過ぎの防止につながります。胃のはたらきを抑制し消化スピードがなだらかになることで、空腹感が減少し、体脂肪がつきにくくなる作用もあります。GIPを加えることによってグルカゴンによる脂肪分解作用や体重減少作用も得ることができます。

治療が受けられないケースは?

  • 20歳未満の方。
  • BMI20未満の方
  • 妊娠やその可能性がある方。授乳中の方。
  • 他の抗糖尿病薬の投与を受けている方。
  • 重度の胃腸障害の方。
  • 膵炎、腸閉塞などの既往がある方。
  • 激しい運動やアルコール過飲、栄養不良など低血糖をおこす恐れがある場合。
  • その他、重病治療中など、医師が不適切と判断した場合。

副作用は?

嘔気、食欲不振、便秘、下痢、倦怠感、自己注射による内出血、痛みなど。
これらは徐々に治まることが多いですが、副作用が強い場合はご相談ください。
重大な副作用として低血糖、膵炎、腸閉塞などがあります。

マンジャロの体重減少効果に関するエビデンス

マンジャロの体重減少効果のエビデンスを2つご紹介します。

1)SURMOUNT-1試験(国際第III相試験)

米国イェール大学を中心に2500人の肥満患者(平均体重105kg)を集めて行われた大規模臨床試験です。参加者を食事・運動療法+プラセボ群と、マンジャロ5mg/10mg/15mg各投与群に分け、72週間(約1年半)経過を比較しています。その結果、プラセボ群の体重は平均-3.1%でしたが、 マンジャロ5mg群で-15.0%、10mg群で-19.5%、15mg群では-20.9%の体重減少が認められました。約9割の方が5%以上の体重減少を達成しています。

マンジャロ1

このグラフを見ると72週まで概ね体重は減り続けますが、最初の半年(24週)の体重減少が大きいことがわかります。マンジャロ5mgで約11%、10mgで約15%、15mgで約18%程度です。

2)SURMOUNT-J試験(国内第III相試験)

日本人の肥満症患者225人を対象に、プラセボ群と、マンジャロ10mg/15mg投与群に分け、72週間(約1年半)経過を比較しています。その結果、プラセボ群の体重は平均-1.7%でしたが、マンジャロ10mg群で-17.8%、15mg群では-22.7%の体重減少が認められました。約9割の方が5%以上の体重減少を達成しています。

睡眠時無呼吸症候群の改善を示した大規模臨床試験も出ています(N Engl J Med. 2024;391(13):1193. )。マンジャロ10mg/15mgを52週投与することで、CPAP治療を受けていない参加者(平均AHI51.5)の AHIは-25.3回/時(プラセボはは-5.3回)、CPAP治療を受けている参加者(平均AHI49.5)のAHIは-29.3回/時(プラセボはは-5.5回)減少しました。

体重減少に伴い、血糖値やコレステロール、中性脂肪、脂肪肝の改善、血圧低下、変形性膝関節症に伴う膝の痛みの軽減、など様々な肥満に伴う健康リスクの軽減が期待・示唆されています。

オゼンピックとマンジャロの体重減少効果比較

以下の表は薬剤別の体重減少率の比較です。体重減少効果は、マンジャロの方がオゼンピックと比べ優れている一方、オゼンピックは心血管イベント(心筋梗塞や狭心症、脳梗塞など)を減らすデータが確立しています。
体重減少効果を優先したい方はマンジャロ、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞等の既往がある方にはオゼンピックが第一選択となります。

マンジャロ2

マンジャロの投与方法

マンジャロの投与方法は下記の5分程度のイーライリリー社の動画もご覧ください(解説音が出ますのでご注意ください)。

マンジャロの投与スケジュール

  1. 2.5mgで週1回4週間投与で開始します。
  2. 5mgで週1回4週間投与します。

マンジャロの価格

マンジャロ2.5mg 4本(1ヶ月分) 22,000円
マンジャロ5mg  4本(1ヶ月分) 35,000円

※価格は全て税込表示です。

クリニック概要Information

クリニック名
KKクリニック市原
院長
津田 健司
副院長
小松 恒彦
診療内容
内科 血液内科 トータルエイジングケア
住所
〒290-0035 
千葉県市原市松ヶ島2-1-14
TEL
0436-37-1983
最寄駅
JR内房線「五井駅」より車11分
「五井駅西口」よりバス
「姉ケ崎駅西口行」
「松ヶ島」下車徒歩5分
休診日:日曜・祝日
診療時間 日祝
9:00-12:30
14:00-18:00

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KKクリニック 西船橋
住所
〒273-0032 千葉県船橋市葛飾町2丁目344-1 CasaBH 1階
「JR総武線・武蔵野線・京葉線、東京メトロ東西線、東葉高速鉄道」西船橋駅南口3分
電話番号
047-407-2427
診療科目
内科 血液内科